輪々華と華の化け猫暮らし

重い病の占い師が足長おじさん風ご主人様(夫)に飼われるだけの幸福を満喫しつつ反抗する日々📨ioan7379@yahoo.co.jp

みーさんのことを考えてしまう

仕方がない。

 

告解で、みーさんと高校の時会ってた

と書いてあったけど、全然わからなかった。

 

ってのは、話しかけて来る人が理数科にいた

けど、話してると多嘉良に後から、

すごい怒られたので、びくびくしながら

素早く答えていたのよ。

 

多嘉良はだいたい気づくから、

何話したか聞かれるし、いちいち答えるな!

とか言うから。

高校入ってから、ちょっとイライラすることが多嘉良は増えてたのよ。

 

先輩が2人、3人くらい話しかけて来て、

内1人がクマのストラップくれたけど、

多嘉良に捨てられたし。

 

この先輩ってのは、頭は良いけどチャラい

らしくて、他の1年の女子に聞いたら、

友達数人と、堂々と1年女子の水泳の授業、

見物に来たらしい…

「頑張ってねー」って。

 

私はプールの時間は、見学で草取りしてた。(ボーッとしてた。草取りしてない)

 

みーさんは、“チャラい”の部類の男子だった

らしい。

 

今のその学校の生徒は、ほぼ真面目で

そんな人種、いないと思う。

私達の頃より、偏差値上がってるし。

 

翡翠が、一つランクが下の進学校だけど、

彼も理数科なので。

私が行ってた学校の普通科より、成績が上なの。

最上級の理数科までは、行けないから

一つ下の学校の理数科に行く、ってこと。

翡翠は、本当は賢いのです。

(本当は、って失礼)

 

翡翠によると、翡翠の学校でも

チャラい人は、いなかったそう。

 

多嘉良の告解で、他校の女子と付き合うのが常套手段、と書いてあったけど、

なんでかと言うと、

普通科も勉強を頑張る子ばかりなので、

女子高生~

って感じの子は、いなかったの。

 

理数科の、遊びたい男子ってのは

ほっといても、勉強が出来る人。

2~3ランクくらい下の、そこそこ勉強してて

可愛い女子が多い高校。

そこから彼女見つける。

 

多嘉良がチャラ男子連合(?)の

一員だったかは、謎。

HP読んでると、何気にみーさんとつるんで

合コン出てるし。

 

大学、みーさんも東京だったので

わりと時々会って遊んだ、

というのは

みーさんが言ってた。

 

仲が良かったのかは、わからない。

フットサルは、3回くらいかな?

見に行った。

みーさんと付き合ってる時。結婚してからも。

 

多嘉良も来てた。

そこでは、二人で話し込んでたり、仲良さそうに見えた。

 

みーさんは、普段は多嘉良を名字で呼ぶけど、試合中は名前で呼びかけてた。

(パスの時など)

仲は、かなり良さそうに思えた。

 

洗脳ぽいこと、多嘉良がみーさんにしてるぞ

と思ったのは、

みーさんが家のこと、事務的なこと、

車のこと、保険のこと、貯蓄のこと、

多嘉良に何でも聞いてる、頼ってる!

って辺りから。

 

みーさんは、みーさんのお父さんは好きで、

尊敬もあり、話が合うことから、

お父さんには頼ってた。

それよりも、お父さん以上に

多嘉良なのよ…。

 

資産運用とか、その辺はわかる。

 

マンションの水回りのことは、管理会社に

普通、聞くでしょ。→でも多嘉良。

どっかの宗教の勧誘がひどい、困るなあ。

→とりあえず多嘉良。

新しめのマンションなのに、G虫らしき

モノがいた…ような気がする。

→怖い時は多嘉良。

 

さすがに、ゴキブリモドキに関しては、

多嘉良はゴキを見たことがなくて

(いまだに)

わからない、と答えてたけど。

 

ウケたんだけど、みーさんが多嘉良に

そのことで電話したら、寝てたようで、

 

「何?ゴブリン?」

と答えたらしい。

 

※ゴブリンは精霊様

 

みーさん、小さなコオロギを

見違えてたの。

真剣に、

「たから、ゴキブリって鳴く?」

と聞いてたから。

 

とっさの時に、名前で呼ぶってのは

信頼してるってことでしょ。

とっさの内容ってのが、バカっぽいけど。

 

私が、

「あれはコオロギだよ、でかい奴もいるよ」

とか言っても、みーさん、聞かないし。

 

リリリ…

って、風情がある

あのコオロギの声。

みーさん、わからないんだって。

街なかでも、コオロギはいるんだけどな。

小さな声だからね。

 

私、多嘉良とみーさんが

元のように?

元というか、多嘉良が作った顔で

みーさんに接していたにしても…

 

すべて、作った顔ではないはずだから、

二人がまた、笑い合えたらと思ってたんだけど。もう駄目なのか。

 

二人して、SPEEDの歌デュエットするとか、

もうないのかな。ないよな。

って、しらじらと思う私の神経が、おかしいのか。

 

みーさんとは、結婚してはいけなかったのか。

みーさんを好きになるのが、間違いだったのか。

 

人を好きになることに、間違いなんて、

ないでしょう?

 

 

多嘉良とのことを、清算してなかった、

ってことなのか。

あんまりにも、深く関わったのが

すでに中高生の時。

でも…

その後、

お互い、他の人と付き合ってたし…

それが多嘉良の場合、急場をしのぐ、

みたいな感じだったのか。ポーズというか。

 

私の中では、

結婚=子供を産む

でもなくて、

結婚する人の子供じゃなくても、

子供のお父さんが別の人で、

その人と子供が出来ることをする、ってのは

罪の認識、意識ではなかった。

 

だって、多嘉良が娘のお父さんだと

娘が降りる前にわかってしまったし、

みーさんと結婚して、結婚生活の學びをするんだ、というのが別に存在したから。

霊感で、感覚が変なのか。

 

不倫。一目見たら、不倫。

 

不倫って、でも、長く(一定期間)

関係することだよね。

 

多嘉良とは、私がその時にそうしたんだけど

その日だけ一緒に過ごして、

また友達のように接していた。

 

だから、不貞行為。

になる。

不貞…

法律だと不貞。

でも、魂で定まっているんだもの。

つったところで、それは変な人の言い訳、

としか思われない。

 

不貞行為です、として

この国の法律で、裁かれても。

定めというのは、全部が修業だ。

 

多嘉良には、これが友達なんだったら

友達を辞めよう、と言われた。

蔑ろにされた気持ちだよね。

でも、違うのよ。

 

大泣きしたら、

『じゃあやっぱり俺が好きなんだね

ハニー。ならば遠慮なく行きますよ』

と、なった。

 

好きにも種類とか、重さがある。

 

私の好き、って何だろう。

 

私が母にちゃんと育てられず

義理の父がいて、

 

母の親戚に預けられたり、

多嘉良の家の養女のように、一時期暮らしたりしていたから、

道徳的に曖昧なんだろうか。

 

と、考え出したら止まらない。

眠らなくゃ。ヘトヘトになる。

おやすみなさい。