輪々華と華の化け猫暮らし

重い病の占い師が足長おじさん風ご主人様(夫)に飼われるだけの幸福を満喫しつつ反抗する日々📨ioan7379@yahoo.co.jp

願い

私には今、どうしても叶えたくて

願っていることがある。

 

神様は、大丈夫だよ、叶うよ

とおっしゃっている。

(言葉ではないけど)

 

あんまり、切実に願うということが

あるようで、ないので…

特に私自身のことは。

 

まあ、願うこと、

ないようであるのだけど。

 

大それたことじゃなければ、

叶ってきた。

 

この人の傍にいたい、絶対!

という時。

 

この高校入りたい、とか

自立したい、

ここから出たい、家から出たい、とか。

 

不倫であっても、叶ってしまった。

 

母が、くも膜下で死にそうな時、

助かったり。

 

何だか色々。

 

今の私の願いの切実度は、

みーさんと結婚したかった時の、

切実度くらいかな。

かなり強い。

 

多嘉良はどうなのかって?

 

多嘉良に関しては、好きになりすぎて

怖いので、これ以上は

もう好きにならないようにしよう、

と思ったくらいの、

15才の乙女であった…。

 

ちょっとしたこと、

多嘉良が機嫌悪いとか、

たまたま眠かったとか、

考えごとしてて、受け答えが冷たかった

(冷たいように感じた)

だけで、ダーッと泣いていたのよ。

 

高校入ったら、私とは頭の出来がかなり違うぞ…

とようやく気づいて(遅い)

バイト始めて社会に触れて、

多嘉良んちって、思ってたより裕福だぞ…

とようやく気づいて(遅い)。

 

だって、息子の彼女の進学費用、出そうと

してくれたくらいよ。

公立落ちたら、私立をだよ?

私にそんな価値ないし、どうやって恩返し

したら良いか、わからないし。

 

そんなこんなで、そろそろと離れていったのよ。

だって、もし捨てられたら

多嘉良に遠ざけられたら、死にそう。

死ぬしかなさそう。

 

なんか、もう

甘えそう。全部、甘えそう。

甘えって怖い。私じゃなくなる。

 

で、まあ、今も

多嘉良から離れても、一人で生きてく最小の

力は、なくさないようにしたいと思っている。

 

だから、絵も描きたい。

画廊の方々と、疎遠になりたくない。

メールはしてる。皆様、おじいさん。

頼まれたら描く。

なぜか嫌そうな多嘉良。

なぜか、すごく嫌そう。

 

自立をさせたくなさそう。

★★万円の仕事なの、すごい?

とか言っても

納期は?キャンバスの大きさは?

油絵の具で呼吸が苦しくならないか?

などなどなど。

 

話、ずれた。

 

私のその願いは、秘密で言えないけども。

 

お祈りの時に、知っている方々のこと、

みんな祈っています。(ご依頼人様のこと)

 

娘と、多嘉良のこともね。外に出かけるから、光で包んでから、「行ってらっしゃい」

を言う。

娘は必ず見送るけど、多嘉良が出かける時は、寝てる時もあり。

 

起きてたら、光で包む。車もね。

けっこう厳重に。12重くらい。

面倒な時は、チューしたからいいや、

おやすみなさい、という感じ。

行ってらっしゃいじゃなく、おやすみ。

と言う。

 

多嘉良は、わりと真面目にお祈りをしているので、私も気をつけよう。

どんなに眠くても。