輪々華と華の化け猫暮らし

重い病の占い師が足長おじさん風ご主人様(夫)に飼われるだけの幸福を満喫しつつ反抗する日々📨ioan7379@yahoo.co.jp

不倫の話の続き

昨夜、半分くらいしか伝えられなかった。

 

民法の上の契約、婚姻が、

全てじゃないということ。

 

結婚しつつも、心が伴ってないこと、

冷えた家庭、いっぱいあります。

 

結婚なんてしてなくて、別々に暮らしてて、

さらに遠距離(海外)でも、

レアといえばそうだけど、

煮詰めたような、蜜みたいな愛もある。

 

──────

この辺り、私は結婚して支える相手は、

みーさんだと判断したのよ。

 

多嘉良とは、念で

すぐ近くにいられる。触れ合える。

念と念の世界

の、パートナーだ。

それこそ、どろどろのシロップのような念。

 

 

でも……海外に行かれたら寂しいけど。

 

多嘉良も、私が死んだら悲しいだろうけど。

 

 

この世界での、結婚の形じゃなくても、

いいと思ってたんだけどなあ。

 

 

で、今一緒にいるけど、

彼の愛は

さらに砂糖をお鍋にぶち込んで、焦げてるわ。

シロップじゃなくなったわ。

甘いお焦げだわ。プリンのカラメルじゃなくって、ブリュレのパリパリのやつだわ。

 

 

みーさんを支えるという、魂の修業のひとつが、今の私には宙ぶらりん。

みーさんは、みーさんで過去の亡霊と暮らしてる。(みーさんの“タマ”と)

 

それって…

支えてる内に入るのかね。

 

なので、私は時々タクシーかっ飛ばして、

みーさん宅に行きたいのです。

 

──────

 

時代、国が違ったら一夫多妻制。

 

 

もしかしたら、ハーレム。

もしかしたら、恋人のうちの一人。

 

その中で、魂の深い繋がりの二人。

 

この前観た、「ラマン」というインドシナ

お話。映画。

そういう話だったわ。

 

中国の富豪の一人息子に、お金で買われるフランス人の少女。

少女はつれないんだけど、少女の心はずっと冷静で、富豪だけが命懸けな感じなんだけど、

本当は二人ともが、純愛なの。

少女も彼を心底好きなのよ。

 

でも、人種差別があったり、

身分が違ったり。家庭の事情とか、時代背景

とか、上手く行かな過ぎてて…

 

それでも、お互いに死ぬまで愛してるの。

死んだ後、一緒になれたよな

と思ったよ。

 

「ラマン」は、作家の自伝。

彼の死を聞いて、書いたって。

彼女(故人)は今、彼といるんだから、

悲恋じゃなく幸せな、本物の恋を若い内に、

もう してしまった、

若い内にその恋に落ちてしまった、作家なんだね。

 

映画自体は、悲しいような痛いようなだけど、美しくて。

歳を取ってから、また

観たい映画のひとつ。

 

 

だから、不倫とか愛人とか、

恋人のままで結婚できないとか、

結婚が全てでは、決してないのです。

 

真摯か、真剣か、

命懸けか、全身全霊の想いか、

どうか。