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夜中に告解されてた。

その時、一緒に起きてたのに。気づかなかった。

多嘉良との話し合いというより、

色々な思惑、彼の希望によって……

一応、年いっぱいで占い師らしい活動は、

完了…です。

HP本、グリモワールを納めること、

どうしても必要なかたに、護符や御祈祷。

鑑定。？

ほんの、たまに。

何かそれ以外に出来ないか、やれるだけはやってみます。

先日言ってた、Viberで毎日、lineみたくするやつ。

あれは、退院後でやって良いと言ってたから、11月中は募集します。

12月1日スタート、年末30日に完了します。

11月中にスタートしたかたは、30日後に完了。

何名様とやり取り出来るのか、どなたとやり取り出来るのか、わからない。

多嘉良が「選出する」と言っていて、懇意な方々だけになります。

web上の活動は危険だと言ってる。姉までも。姉も、対面鑑定について色々と言う。

私はそうは思わない。危険とは思えない。

男性に会うにしても。

絶対駄目と言われるけど。

年末の対面鑑定終了、で…

化け猫じゃなくただの猫になるのか。

お前はもう俺の飼い猫だ、と

多嘉良は言った。夜中。

だからあなたと結婚は嫌だつったのよ。

ひとりで、

+娘と、

生きてく。画家で食えるもん。

画廊のおじ様と（仕事上）付き合いするもん。多嘉良なんて嫌い、

と言った。が、何とも思ってないらしい多嘉良。

バカ猫がニャーニャーいっとるわ、程度。

ニャーニャーいってて面白いなーくらいのもん。

私が何言っても、普段はしないような

慈悲深げな微笑。あ、そういう顔も出来たのね。

不気味…

多嘉良は、私が家にいて、寝てるだけで、

仕事後に顔見れる、話せるだけで良いんだそう。

塗り絵とかして、子供のように楽しそうなら何とも言えない幸せを感じるし、

逆に多嘉良なんて嫌いだ！つって怒ってる状態、嫌だー！と言って泣いてる状態にも、

そこはかとない喜びを感じるらしい。（S）

あああ…イヤだ…

今回の入院中、ヒマだから談話室行ったり、

図書室行くのね。

すると、いろんな人が話しかけてくれるのね。おばちゃんとか、おばあちゃんとか。

お仕事は何されてるの？あちらのかたは旦那様？

まあ、ずっとお家にいらっしゃるの？まあまあ、いいわねえ。旦那様は何されてるかた？

あらあら、お幸せよねえ。

という優しい会話になることが、ほとんど。

けれど、私は知っている。

どんなにどんなに、重病でも重い障害があっても、症状がわからないだけに、

大多数の人は「いいご身分」

としか思わないことを。

みーさんのお母さんには、

「お金持ってる男」（多嘉良）を選んだ、

「お妾根性」と思われてる。今も。

おめかけさん、って言われても

今どきの子はわからないだろうけど、

まあ、本来は全然ちがうけど、

言われてること、ニュアンス的には「娼婦」みたいなもんかな。

毎月のお手当てがある、愛人のことね。

生きかたのひとつとして、否定はしないけど。だいたいは蔑視される。

多嘉良をちょっと知ってる人の中には、同じ見方する人もいるよ。

あいつ物珍しい女飼っとるわ、ってさ。

は？本妻？へー。

みたいな。

ひどいものよ。子供みたいな顔、体つきした女が好きなんだね～みたいな。

あんな病気の子に、ナニやってんだかわからんね、っていう…。サディストだと思われてるから。

占い師やってるって知ってる人なら、尚さらだよ。

アレ（私）飼ってると家内繁栄なのかね？

みたいな。

つまり、いい見方だけは、されてないのよ。

実際に、多嘉良は置き物眺めてニヤニヤしてるような部分、あるからね。

この部屋にいて、動くな！ってところ。

体の心配。それはそう。

でも…

それが、みーさんと同じなんだよな。

私は家猫として生きていくしかなさそう。

朝だけど、また眠ります。おやすみなさい。