天才って…
あんまりいない。
芸術芸能、文学の世界などには、いる。
多嘉良は、どっちかと言うと秀才だと思う。
中学の時の女の子友達
(HP上の「しーちゃん」)
は、天才だった。絵とか。コンクールを
嫌がってたから、出さなかっただけのこと。
何でも出来る人。多嘉良もそうだって?
いやー、彼は不器用な部分は、不器用よ。
天才=何でも出来る、じゃないけどね。
天才って何だろう。佇まいかな………
でも、どっかに苦しみを孕んでいる気がする。
上手くいかなさ、他の人からの断絶、孤高。
天才のオーラには、金色がある。
激しく燃え盛るような金色は、めったに
めったに、いない。
昔お世話になった人で、
私の絵をたくさん、買ってくださる人が
「あたなは天才だから、話をするのが面白いが、話をするのに緊張を強いられる」
って言ってくれた。
ほおおっ!?…
と思って、とりあえずお礼を言った。
この化け猫。に緊張するのだって。
多嘉良もたまに、似たこと言うけど、必ず
「馬鹿と天才は紙一重だからな」と言う。
ふふふ。私がバカだって、一番知ってるからね。
──────
霊視ができるのは、もてはやされることではないのです。
てんかん(疑い)って前から言われているけど、霊視のせいよ。
脳波が尖った波形になるんだ。
それだけでは、てんかんの診断にならないけど。→グレーって感じ。
検査入院しなきゃなんだよ。多嘉良は検査させたがってるけど、嫌よ。
あー嫌だ嫌だ。
能生さんなんて、「不謹慎ながら」って
言いつつ、ワクワクしてるからね。
ガルルルル、つっといた。
→多嘉良と電話してたから、遠くから。
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天才なんてのは、たぶん、だいたいは
自分自身を「良きもの」とは、思ってないんだろう。
存在を認めてないかも。自分自身が。
どっか、不足した部分、
人より大きく削り取られた部分がある。
幸せなわけでもない。
幸せとは限らない。
音楽家や画家で、不幸を呪いながら
亡くなった人、いっぱいいるね。
生み出したものは、素晴らしいけど。
ま、その意味でも多嘉良は秀才。
自信があり、落ち着いてて、一糸乱れない
自己管理。
ピアニストで、ハラハラするような弾きかた
をする人がいる。天才のピアニストね。
この人、この後、弾き終わったら
死んじゃうんじゃないか……
って人。
常に、危ない感じ。ピアノがなくなったら、
死んじゃうんだろうな、って人ね。
そういうものだと思う。
苦しみにあえぎながら、生きてるような、
画家でもよ、筆のタッチが変なんだよ。
あ、狂ってるんだなあ、って人。
狂いの世界で、発狂した視点から、
この世界を観てるんだなあ、って人。
この文を読んだ、多嘉良の感想
→「お前じゃないか」
こらーっ!
あ、ミルクティ。
この前言ってた、ラム酒?が入ったやつ。
感覚としては、ラムレーズン入りチョコとか、ラムレーズンサンドとか、
ラム酒がひたひたな、パウンドケーキみたいな。
アルコール分がほぼないやつね。
良い香り。