輪々華と華の化け猫暮らし

重い病の占い師が足長おじさん風ご主人様(夫)に飼われるだけの幸福を満喫しつつ反抗する日々📨ioan7379@yahoo.co.jp

今日は改まって、このことを書きます。

私の名前。

 

お品のやり取りをしてくださった方々、現在もしてくださる方々は、ご存じです。

あまりweb上では、公言するものではないのでしょうが、
メルマガのみで配信…
と迷ったのですが、

大事なことをご相談くださる方々に、自分自身の人生を隠すのは、嫌なのです。


だから、今まで恥ずかしいことも、知られたくないことも、ブログや、HP記事に書いて来ました。

多嘉良の忠告も聞かないで、この記事を書きます。

 

2017年の3月17日が、
web登場の記念日です。

お品のやり取りは、同年、その春から始めました。

 

その時に、本名で送りました。
お店の名前、「占室輪」
だけでも良かったかもしれません。

私にとって、本名を遣った、というのは大きな一歩でした。

 

というのは、塾に勤めている間、同時に家庭教師で働いていた間、私は“第3の人格”と医師が呼んでいた名前で、働いていたからです。

この時期は、一応治療が終盤でした。
寛解、落ち着いている時期でした。
乖離性同一性障害
というのが病名です。

 

当時、
障害の等級が2
障害年金が出ていたので、
重い病気のカテゴリーです。

 

第1の人格を、私。主人格。

 

第2の人格が、私よりずいぶん賢くて勉強が出来、各人格の橋渡しをしてくれる、心の平安を保ってくれる、【よう君】という人格。
男性で、最初から33才。
成長はしない人です。

 

多嘉良には、【いしき】と
名乗っていた人です。
28才当時の多嘉良が、実際に対面してみてゾッとした、と言っている人格。
多嘉良が底知れない、怖いと感じた人格なので、よほど、強い人格なのだと思います。

 

この人は、統合という段階は踏まずに、私の中にまだいて、崩れないように支えています。
お話は、直接出来ません。

だいたいの場合、私に従う人です。

自ら、勝手に行動することは

とても少ないようです。

 

どんな感じかは、説明をすると、いつも見ている人。
守っている人。
お守護の神様といった存在とは、別です。

 

第3の人格というのが、もう
統合しましたが
その時は別人格でした。


精神のバランスが取れていて、年齢は一つ下なのです。女性の人格です。

 

この人に限らず、各人格は
それぞれ、誕生日が違います。
誕生日が不明の人格も、中にはいました。
断定されたのが、9人格と書類上はなっています。
人格断片(病院では、人格とは認められなかった)も
合わせると、12人格。

 

中には、猫の鳴き声を延々と繰り返す人格がいて、それは一番不気味だけれど、
時々は喋るので、人格断片にはなっていません。


相手をしていたのは、みーさんです。
名前や年齢などはわからず、急激なストレス状況下で出る
ということでした。


もう急激なストレスは、大人になってからはほとんどなかったので、早く統合出来た人格。

 

私は、第3人格に講師の仕事中、
多くを任せていました。
そんなこと出来るの?
と思われるはず。

 

その人の仕事中、私は眠っているだけです。
仕事であったことは、その人が伝えてくれます。

意思の疎通が、ちゃんと出来ている状態。


私に負担な情報なら、その人は私には言わず、みーさんや主治医に伝えます。

今は、統合したのでその人の記憶はあります。

その人の言動が、全部私のものと感じられるか

というと、やっぱり違和があります。

 

病院の先生(主治医ではない先生もいる)に話をする時、私自身は泣いたり、だんまりで、話が上手く出来ないことがありました。

 

その時にも、この人か、
男性の第2人格が話をしてくれます。


私の中では、第1人格が彼で
第2人格が講師。
私は3番目だと思っていました。

 

職場(塾、家庭教師会社)には、面接時に診断書と、主治医の意見書を提出していました。


正社員ではなく、塾はパート扱いですし、家庭教師は委託となります。
障害者の枠というのは、ありません。

 

数学と英語のテスト、塾によっては国語も。家庭教師の会社で、一社だけ5科目テストがありました。


家庭教師会社には、複数登録していました。
(生徒獲得のため、複数登録するのが通常)

 

そして、塾では適性検査・性格診断の心理テストがありました。
これらにパスしていれば、雇用はして貰えます。

 

成績とは別で、偏見により落とされた塾も幾つかあります。

成績自体には、問題がありませんでした。

 

家庭教師の会社でも、一社落とされました。
そういう、偏見や否定の感情には、その度に気がふれるくらい、苦しみました。


会社から見たら、リスクのありそうなことは、避けて正解かもしれないです。
不安定そうなスタッフなんて、いらないと普通は思います。

 

だから、他の会社を通じて出逢う、今苦しんでいる生徒さんを、支えようと気持ちを切り替えました。


心理学を大学で勉強していたこと、患者として当事者の気持ちがわかること。
それらを加味して貰って、
精神の病気がある生徒や、
不登校の生徒を多く回して貰った…
担当出来た、というのが実情です。


というより、一般的に
“厄介な案件”を
押しつけることが出来る講師。それが、私だったということ。

 

私自身が顔を出して、すぐ
引っ込むこともありました。
高校生の勉強をしていると、高校の時を思い出し、それにまつわる思い出に、
具合が悪くなったり。

 

今より、簡単に

パニック発作があり、苦しいと他人格が、

代わりに出ていて

その間の記憶を失います。

後から、教えて貰います。

 

治療を始めるまで、誰とも意思疎通はなかったです。記憶だけがなく、体が疲れて、

また寝てた?

寝てたのに疲れてる、と感じました。


4年ほど、通称で通していました。
講師としての名前(第3人格の名前)です。
会社も知っています。
首から下げるID、ネームプレートも通称。
名字は旧姓。

 

みーさんと婚約した後、講師は辞めましたが二人だけ、断れなかった生徒を家庭教師で見ていました。


短期間でしたが、その時は
みーさんの名字+第3人格の名前でした。

 

通称が長くなり、病気も落ち着き、私は名前を、家庭裁判所で変えようかと思っていました。

第3人格の名前に。

私自身の名前は、好きだけれど、

つらいことも多かったため、みーさんの名字と共に、新しい歩みをしたかったのです。

 

普通、名前というのは簡単には変えられません。
特に、名字は変えられません。世帯主であっても、身内に犯罪者が出て…などの理由で、初めて通ります。

 

名前は、性同一性障害などであれば、すぐ通ります。

※医師の診断書が必要。


他の理由だと、あまりにも読みにくいキラキラネーム
である、など。

 

開運、姓名判断だけでは絶対、通りません。安易に名を変えなさい、という占い師は、何も知らない人です。

 

私の場合、主治医が診断書を書いてくれたこと、通称で数年仕事をしていたことで、家裁で相談したところ、通りますと言われました。

結局、考えた末に申立はしなかったけど、

申立書を提出したら、その名前になったでしょう。その人格の名前で、社会生活を円滑に送れるなら、と。

 

重い病気の診断書があっても、
家裁の担当者次第では、
「個人的感情」などと言われて、通らない場合もあります。
病気のつらさや、過去の苦しみなんて、当事者以外には本当には、わからないです。


みーさんは、私のことを
みーさんだけが呼ぶ名前で、呼んでいました。
本名の私を含め、すべて受け入れる、どの人格も大事だと、言ってくれました。

 

みーさんにとっては、みーさんの【タマ】(仮のあだ名)。
それ以上でも以下でもない、妻。


みーさんは、まだ、その頃の記憶の中で、病気の私と一緒に、暮らしている状態です。
それが落ち着くのだと思います。


病気だった私は、ひどいもので、ひどい状態で、みーさんを引っかき回していたのに。

 

姉も、伯父も、みーさんも、みーさんの実家も、病院の先生も反対せず、むしろ改名を勧める中で、多嘉良だけが強く強く強く反対しました。

 

「俺の中には華しかいない」「華しか見ない」「華しか認めない」…
今思うと、限りなくプロポーズに近いくらいの、恋愛感情丸ぶつけなのですが、

 

多嘉良と過ごしていた中高生の時期が、一番私らしく
在ったと思い、大きな声で泣きました。

 

多嘉良は、絶対に揺るがない防波堤のような、灯台のような人です。

この、どうしようもない混乱や何か、精神的に錯乱しても、狂ってしまった状態でも、主人格を間違いなく信じて、肯定してくれている。

 

多嘉良の前だと、感情が出ます。嵐になったり、洪水になったり。

神様の前に出た時と、同じ。
ひとりでに涙があふれるし、びっくりするような大声で泣いたり、叫んだり。


逆に、ずっとずっと、穏やかな海でもいられます。


第3の人格は、社会人としてちゃんと働けるかもしれないし、主人格の私は、周りに迷惑をかける病人でしかないけれど、この私でなんとか、生きていこう、と思えました。

 

多嘉良がいなかったら、
私は今よりもっと弱く、
他の人格に頼り、
みーさんに頼り、
人生の半分以上を
(今より)眠って過ごしていたはず。

 

治療としては、どちらが良かったのかわかりません。

みーさんと、多嘉良はこの点は真逆です。
すべて認めると言った、みーさん。
私の、主人格しか認めないと言った多嘉良。

 

主人格じゃない人格で、社会を生きている

同じ病気の人はいます。主人格だと、生きられないくらい、つらかった人です。

 

みーさんは感覚で、丸ごとを包んでくれた。

多嘉良は、他人格を否定したわけでも、病気を否定したわけでもなく、病気に逃げた弱さ、逃げなければならなかった弱さも肯定した上で、主人格の私しか好きじゃない、私しか信じないと言った。

 

私が戴いた、曾祖母の名前。
幸せになるようにと、祝福されて与えられた名前。
多嘉良が愛している名前。
洗礼名とも違う、自分自身が認め、誇り、貴ぶべき
この名前。

それが私の本名の、華です。

 

―*―

これでやっと、ブログにも

**ちゃん

じゃなく

を使えます。

 

“輪々華先生”というふうに、ご依頼の時に

先生をつけてくださる方々も、

とっても嬉しいですが、実は

華ちゃん、輪ちゃん

輪さま華さま猫さま

という呼び名が、好きだったりします。

 

めずらしいあだ名では、小学生の時からの

友達が

ハーシャと呼びます。

その子の家のにゃんこが、歴代で

ミーシャ

マーシャ

ムーシャ

と来て、

私も仲間かい!

なのですが、その子の家で、小学生の時は

ご飯貰ってたので。

まさに飼い猫の仲間入り。

 

ハーシャは、ロシアっぽいというか

なんとなくフランスぽくもあり、かなり好き。

 

でも、この友達はハナシャ、ハナチ、と

変化形でも呼ぶし、最近は呼び捨てをしません。

 

呼び捨ては、この友達と亡くなった父と、

多嘉良以外は違和感があります。

姉も、私に対してアンタ、オマエ

という感じ。対外的には、あの子、あいつ

ってふうに。

なので現在、呼び捨ては多嘉良オンリー。

 

みーさんが呼んでいるあだ名は、完全に

みーさん内だけの名前です。

多嘉良がものすごい嫌がってるのは、

みーさんと私にしか通じない名前で、娘にも生まれてから6年、公認?だったからです。

 

娘は、多嘉良の嫌悪を察してて、

絶対、家で口にしないです。

 

名前だけじゃなく

あだ名も、大事です。

 

人の名前は、悪くもじったりしては駄目です。

その人が嫌がるような、ふざけた呼び名も

駄目です。

名前は存在です。

名で、その人の全存在が、わかるのです。

魂の世界、神様の世界で。

名前は大切。

あらゆることに縛られること、でもあります。

 

名前はもちろん、言葉を発したら

神様が聴いています。

仏様も。全精霊が。

その人のご先祖様が聴いています。

嫌がらせで脅迫したとして、脅迫された人の

ご先祖様に、脅迫した人のご先祖様が謝ったりするの。

脅迫した人の運勢は、地に落ちてしまい、

抜け出すのに時が必要です。

 

名がわかることで、鑑定や呪術は行えます。

占室輪ではだいたい、下の名前だけでみんな

鑑定はイケます。

もちろん、御祈祷も。呪いも。

 

名隠しは、高等な術者が実践するか?

というと、そうでもないです。だって、呪いは返せるものだから。

倍加して返すのは、基本です。

ついている神様が多いほど、何倍にもして

返せるものなのです。

だから、多嘉良が私の名前を隠すのは、

俺だけのハニィ~Oh yeah~〽️

って理由だと思う。

 

多嘉良の名隠しは、もったいぶってるだけです。