輪々華と華の化け猫暮らし

重い病の占い師が足長おじさん風ご主人様(夫)に飼われるだけの幸福を満喫しつつ反抗する日々📨ioan7379@yahoo.co.jp

製本、仕上がった

一部持ってきてくれた。

 

重い。(入ってる念も重い)

短歌や俳句の、ぶ厚い小冊子みたいな感じ。

 


f:id:rincaneko:20181116121613j:image

 


f:id:rincaneko:20181116121624j:image

 

結局、思いのほか直筆が大変だということで、ご依頼人様2人と、女医さん以外は

製本に。

 

一部、私が担当したまとめで

ミスがあり…

製本に入らなかった記事が…

 

「バカ猫!」と言われた。飼い主様に。

 

なので、その部分は手書き。

希望しなくても、製本の人も手書き入ります…(各位、ご連絡済み)すみません。

 

製本は、また頼めば増刷がすぐ出来るから、

便利。

だけど、だからこそ、手書きの念の籠り具合は、凄い。

 

多嘉良は、パソコンに早くから慣れてるからか、時間の無駄くらいに思ってたらしいけど、

 

一緒に書いている時間が、落ち着くらしい。

 

彼の魂の、苦しみの、浄化。

苦しかった軌跡を、今、一緒に書き上げること。

 

“感無量”だと思うの。って、私が言ったら駄目か。

 

ーーーーーー

余談。

娘と、ピアノの発表会で連弾するけど、

それのパンフレットに載る一言メッセージに、

多嘉良は「娘と弾く機会を与えて下さり、ありがとうございます」

と書いた。

そんな謙虚な言葉が、彼から出るなんて…

神様に対して、言ったんだと思って。

ーーーーーー

 

 

私が直筆で、HP本を書くことの労力を、

多嘉良は心配してるけど、私にとっても安らぎ。

 

HPでも読めるものを、ご依頼くださった方々。

本当に有難うございます。

 

深く読んでくださった方々。

今も、繰り返して読んでくださっている方々。

どれ程、優しい念を頂いていることか…

 

どれ程、考察して頂いたことか…

 

この、ただの、縺れ合った果ての、

不束者な夫婦に。

心正しく、神様の道を歩みます。

 

きっと、変なクリスチャンにしかなれないけど、私は。

 

 

しずかな病室。

家も静かだけど。

 

多嘉良が持ってきてくれた、今までの私の散文。

今までの、多嘉良が撮影した写真。

 

色んな雑誌や、新聞に寄稿・投稿したやつがあるの。

 

ある新聞社の偉い人に、多嘉良の知り合いが

いて、

多嘉良の写真(人物・対象が私)も

時々、掲載されてた。

普通のポラロイドとかだけど。

 

詩の批評文など、私ですら忘れてたのを、

多嘉良は切り抜いて持ってた。

 

批評されるのが、大嫌いだったから、

10代20代の私は、感謝をしなかった。

 

今は、強く感謝している。

死にたいだけだった、どうにもならなくて

書いてただけだったことに対して、

 

大人が時間をつかって、考えて応えて書いて

くださったこと。

 

当時の私は、大人というか、人を

信じていなかったから、

ちゃんと見もしなかった。

 

多嘉良は、全部、取っててくれた。

 

昔の、入賞したコンクールの批評。

 

これ最終選考残ったよ~、

と教えた文学賞で、審査員が残したコメント。(私に対しての)

 

もう閉鎖されたサイトの、プリントアウト。

全部。

 

多嘉良に対しても感謝しているけど、

 

文学や絵画をやっている大人(特に男性)

を、私は無碍にしてた。

 

表現物って、ウンコなのよ。

言ってしまえば。

どうにもならないから、出すのよ。

だから、出たウンコの形とか色とか、

どーでもいいじゃん、って思っていたの。

 

そうなんだけど…

そのウンコで、交流できるのよ。

 

表現は、一人だけのものじゃなく、

コミュニケーションなの。

 

そいでもって、綺麗ないい匂いのウンコが、

あるわけよ。

いい出しかた、

ってのがあったり、するわけよ。

 

たとえが悪いかね。

 

または、表現は光合成

浴びて吸って、

発する。

 

 

*11.16午後